広島県は子育てしやすい街だといわれていて、考えられる理由がいくつかあります。まず1つ目は、過ごしやすい気候がポイントです。広島県は1年を通して比較的温暖で晴天が多く、雨の日が少ないことが挙げられます。
子育てをしていると、子ども一緒に野外での活動が増えます。そんなときに天気がよく、年間を通して温暖であることで活動しやすいことは、子育てがしやすいと感じるポイントの1つになるでしょう。また、都会過ぎず田舎過ぎない規模の街であることも魅力として挙げられます。
広島県は待機児童が少ないことも、子育てのしやすさの理由に挙げられます。子育てが軌道にのり、そろそろ働きたいと思ったときに、保育園に子どもを預けられないのは困ります。広島市によると令和3年の保育園等希望者数は27,964人に対して、27,424人が入園することができました。
待機児童は540人となり、東京都に比べると圧倒的に待機児童が少ないのが特徴です。保育園の新設など行政機関の改善策によって、待機児童が5年連続で減少していることからも、保育園に入れないリスクが少ないと言えます。
この他に、こども医療費の補助があることも理由の1つです。たとえば広島市では、中学3年生までの入院、小学6年生までの通院について補助が受けられます。子育てをしていると、想定しなかったケガや入院も起りうるでしょう。そんな時に費用を気にせず、病院に行けるのです。
随時、補助対象年齢が見直されていることなどからも、今後も子育てしやすい街になっていくことが期待できます。